派遣社員契約満了退職は自己都合になるのか?それとも会社都合?給付制限は?
派遣社員が契約満了で退職はする場合、自己都合になるのか会社都合
になるのか?それによって給付制限の違いはあるのか?自分の経験も
含めて分かったことをまとめてみました。
失業保険をもらうための条件!
雇用保険を加入している期間が6ヶ月以上あること。
※自己都合で退職する場合は過去2年間に雇用保険に加入していた期間
が12ケ月以上あることが条件になります。
会社都合退職
会社側からの一方的な労働契約の解除によって退職を余儀なくされた場合のことです。
(例)会社の経営状況により人員整理の対象になった場合、希望退職に応じた場合、勤務地の移転により通勤が困難になった場合、セクハラや心身の障害により離職した場合等。
自己都合退職
自ら希望して退職する場合
(例)転職による退職、病気の療養、結婚による退職、懲戒免職による退職も該当します。
派遣社員が期間満了で退職する場合はどっちか?
期間が満了し労働契約の更新が無いことにより退職した場合は会社都合による退職になります。(自分が更新を希望したにも関わらず合意に至らなかった場合)
※契約満了してから1カ月以内に次の仕事を紹介してもらえなかった場合も会社都合による退職になります。
期間が満了し労働契約の更新があったが、自ら更新を拒否して退職する場合で仕事の紹介はあったが正当な理由なく断った場合は自己都合になります。
※自己都合になりますが給付制限は付きません。
会社都合になるか自己都合になるかの判断は会社と自分のどちらから最初に契約の更新を断ったかということになります。
給付制限はどうなるのか?
会社都合と自己都合では給付制限に違いがあります。
<派遣社員が契約満期で退職する場合>
会社都合になるか自己都合になるかの判断は会社と自分のどちらから最初に契約の更新を断ったかということになります。
会社から契約の更新を断られた場合 → 会社都合 給付制限なし、延長給付有り
自分から契約の更新を断った場合 → 自己都合 給付制限なし、延長給付なし
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